交流なき相互リンクが内包している問題点とは

相互リンク依頼のメールの中で、必ずと言っていいほど書かれているフレーズで、「SEOにも効果があります」というアピールですが、相互リンクの本当の意味を考えてみましょう。

そもそも相互リンクページの多くは、だらだらと相互リンク相手のアンカーテキストと少しの説明文の羅列にすぎません。
このページを見て、訪問者はリンク先が期待できると直感的に察するでしょうか。

個人ページのリンク集ページほど、関心を示すことはないページはありません。
相互リンクは、同業者の交友関係を表すものではないでしょうか。

日頃、なんの接触も無いウェブサイトと、単純にテーマが関連しているからという理由での相互リンクは、デッドリンクを誘発します。
関係が希薄なので、事情があってウェブサイトを閉鎖することになっても、通知してくることが無いのです。

デッドリンクはウェブサイトの価値を落とすので、避けなければならないわけですが、わざわざデッドリンクを内包するようなリンク体制に気付かなければなりません。

相互リンクは、同業者またはアライアンスとして常に交流があり、信頼関係が築けているウェブサイトオーナーとやるべきなのです。
そうすることによって、志の高い運営者のウェブサイトは検索エンジンも評価するレベルに最適化されていますから、相乗効果が期待できるわけです。

»